ロードバイクの漫画といったら今だと弱虫ペダルを思い浮かべる人が多いと思いますが、そんな中私はtwitterのタイムラインでたまに流れてくる「はやめブラストギア」がずっと気になってたんです。

それでGoogle Playのクーポンで漫画が安く買えたので試しに1巻を買って読んでみたんですけど、そしたら・・・

『おれは「はやめブラストギア」の1巻を読み終わったと思ったらいつのまにか5巻まで買っていた』
ポルナレフ

という状態になっていましたw


  どんな漫画?

世紀末デストライド系ロードバイクバトル漫画です(真顔)。なんだそれはと思った方は極めて正常です。

まずこの漫画と切っても切り離せない用語であるデストライドについて説明しますと、お互いの自転車のパーツを賭けて争われるなんでもアリのサイクルロードレースです。

先にゴールしても勝ちですし、相手を攻撃してリタイアさせても勝ちです。物理的に攻撃、メンタルを攻撃、なんでもアリです。

主人公である円城寺はやめはひょんなことからデストライドに巻き込まれてしまうのですが、ある日対戦相手のロードバイクについている「オーメストグランデ」というブランドのパーツが行方不明になった父の手掛かりであることを知ります。

そこからオーメストグランデのパーツやその手掛かりを持っている各地の王(キング)とデストライドをして友情を育んでいく・・・そんなお話です。

ロードレースものであると同時に友情もの、バトルもの、冒険ものでもあります。

そして最高にバカ(褒め言葉)な漫画です。※ここ超重要


  多彩なキャラクター

まず1巻の表紙にも書いている主人公の円城寺はやめ。パッと見ロードバイク好きの普通の女の子です。ここだけ見てもそうなんだくらいにしか思わないでしょう。
1巻表紙

しかし、ちょっとページをめくったらこれであるw
はやめ世紀末ヒャッハー

ちなみに私はtwitterのタイムラインで世紀末ヒャッハーな連中のコマを見てしまい、それ以来この漫画が気になって買ってしまったわけです。北斗の拳が大好きなもので。

世紀末ヒャッハーな連中以外にも忍者、クトゥルフ教祖と信者、闇の組織とか色々出てきます。

それと各地の王も肩書を持ってます。まず主人公は白虎王。他には死神王、餓狼王、夜叉王、邪神王などなど。

ここだけ見ると一体何の漫画だとなりますねw


  必殺技の数々

王は肩書だけではなく大体必殺技も持ってます。いくつか例を挙げると
デス・バレット
デッドリー・アックス
ツインテール・ウィップ
バハムート・サイクロン


繰り返しますがロードバイク漫画です。殺る気満々ですねw


  リアルな理論からのやりすぎな漫画的描写

作者の竹山祐右先生はロードバイクを乗っているためか、漫画に出てくるメーカー名、地名、理論はリアルそのものです。(ビアンキ、風張峠、ダンシングなど)

ですから普段からロードバイクに乗っている私も納得しながら見ることが出来るのですが、そんなところで終わるはずがないのがこの漫画です。

例えばこのクラウチングフォーム。下記のコマに描いている通り空気抵抗を減らすためのフォームです。私もフルームがレースでやっているのを見て初めて知りました。
クラウチングスタイル

ところがこの漫画のクラウチングフォームはガードレールも走れますw
クラウチングスタイル2

こんな感じで言っていることは確かに合っているけれど、そこまではないだろwみたいなことが出てきます。だがそれがいい。


久々に漫画を買いましたが、この「はやめブラストギア」はなかなかの当たりでした。ロードバイクに関するリアリティを追求するよりかは漫画として面白ければなんでもいいと思っている人向きです。(ちなみに私は後者)

またロードバイクに乗っていなくてもなかなか楽しめると思うので是非とも色んな人に読んでもらいたいですね。それでロードバイクに興味を持って買って乗り始めたら、この漫画をもっと楽しめるようになりますよ。

ちなみに私はこの漫画がきっかけで近々近くの峠を攻めることにしました。ただ今までヒルクライムをしたことがないので「峠(ヒル)での無知は罪(クライム)と知れ」って言われそうですねw

デストライドを仕掛けられないよう気を付けて上りますw