メタル

激烈かつメロディック Anaal Nathrakh / Vanitas (2012)

vanitas


注意!このアルバムは、というよりもAnaal Nathrakhの音源は
デスメタルやブラックメタルを普通に聴けるようになったら聴きましょう。

はっきり言ってうるさすぎるし初心者にはまったくオススメできません
でも私は10本の指に入るくらい大好きですし急に紹介したくなってしまったので
記事にしました。


  Anaal Nathrakhについて

Anaal Nathrakhはたった2人で構成されています。
1人はヴォーカル、もう1人はその他全部のパートを担当してます。

ドラムは打ち込みで本人が直接たたいているわけではないですが、
それを差し引いても多才すぎるでしょう。
ライブの時はさすがに2人では無理なので、ヘルプのメンバーを呼んでます。

結成は1998年だそうで2018/9/28に10thアルバムがBandcampで
買えるようになります。もうベテランの領域ですね。

音楽性はというとブラックメタルをベースにグラインドコアやインダストリアルなど
といった要素を足して割らない。激烈さそのままに色々ぶち込んできます。

アルバムごとによって足す要素の配分は多少変わってはいますが、
基本は全アルバムこの音楽性です。

そして忘れてはならないのがヴォーカルです。私が生涯で聴いてきた中で
No1キ〇ガイ絶叫です。ギターやドラムだって十分うるさいですが、
Anaal Nathrakhに関しては間違いなくヴォーカルが一番うるさいです。

そのくせたまにクリーンヴォーカルでオペラっぽく上手に歌い上げることも出来ます。
キチ〇イ絶叫との対比がまたいい感じなんです。

ちなみにAnaal Nathrakhは蛇の吐息という意味だそうです。(詳細はWikiで)
字面だけ見て卑猥なものを思い浮かべてしまった人は正直に名乗り出て、どうぞ。


  このアルバムVanitasについて

Anaal Nathrakhの音源は基本的にハズレなしだと思ってますが、中でも私が
一番好きなのが7thアルバムのVanitasです。

このアルバムの何が好きかっていうとメロディがいいんです
上で紹介しているような血も涙もない音楽性のくせに印象的なメロディを
奏でてきます。私は2曲目、7曲目、9曲目のメロディが特に好きですね。

メロデスやメロブラって結構なまぬるくて聞いてられないなんてバンドも中には
あるわけですが、Anaal Nathrakhは激烈さとメロディをちゃんと両立しているのが
すごいんです。私はこれがメロディックブラックメタルのあるべき姿だと思ってます。


ただ強烈な音楽性のためいつも聞く分には胃もたれ的な感覚になります。
そのかわり、イライラするようなことがあったらこれを聞くと抜群にスッキリしますw

Bandcampだとここから試聴できますので興味のある方は是非。
次点だと5thアルバムのIn the Constellation of the Black Widowがオススメで
こちらは7thよりメロディ成分は抑え目で更に聴きづらいですw



どうすれば普通の人がメタルを聴いてくれるか考えてみた

メタラーをもう15年近くやっているわけだが、ずっと悩んでいることがある。
リアルでメタルの事を話せる人がいない。

メタルの事が好きなことはちょいちょいアピールしているのだが、
たいていの場合はふーんみたいな感じで流されるか、聖飢魔2とか
デトロイトメタルシティみたいなやつ?と言われ小馬鹿にされるかだ。

特に後者については間違っているとも言わないが、それはメタルの
ごく一部の要素でしかない。メタルは〇〇メタルというサブジャンルが非常に多く、
あっさり聴きたい人からとにかく刺激に飢えている人まで幅広くカバーできるのだ!

また、クラシックやフォーク、ダンスミュージックなど他ジャンルの音楽との
親和性も非常に高い。この点については普通のポップスでは真似できまい。

しかし幅が広いからと言ってそれだけで普通の人が興味を持ってくれるかと言えば
世の中そんなに甘くはない。そこで私は考えた。

つかみが大事だ、ネタで推そう。

という事で比較的聴きやすくかつ、メタルのいろんな面が垣間見れる
ミュージックビデオたちを紹介していきます。


ニンジャメタル(メロディックスピードメタル)

Ninja Magic - The Way of Life

アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?


マラソンメタル(メロディックパワーメタル)
NOCTURNAL RITES - Avalon

曲もPVも疾走感抜群


デスピサロメタル(ネオクラシカルメタル?)
MAB's "Time Traveler" from the "Speed Kills 2010" DVD

アンジェロ先生は進化の秘法を使ったに違いない


放送事故メタル(メロディックスピードメタル)
Dragonforce - Through the Fire and Flames

まともなほうはこっち


世界に1つだけの花?メタル(メロディックスピードメタル)
Stratovarius - Eagleheart

どちらが先かなんて知らないけれど、普通に良い曲


剣と魔法のメタル(シンフォニックメタル)
Rhapsody - Rain of a Thousand Flames

他のPVも大体こんな感じ


森メタル1(フォークメタル)
Korpiklaani - Wooden Pints


困ったときは森の妖精さんに相談してみよう


森メタル2(ブラックメタル)
Evil Dead - Vlad Tepes

聴きやすくはないけどネタ的なことを考えたら外せなかった



ベビーメタル
BABYMETAL - Road of Resistance

流行りもおさえておかないとね


銀行強盗メタル(ヘヴィメタル)
Judas Priest - Breaking The Law

メタルゴッド


割と音源が古いものが多いので画質や音質があまりよくないのはご愛嬌という事で。
真面目なメタラーからは変な目で見られるじゃないか!と怒られる気もするw
しかし興味を持ってもらわないことには始まらないのだという事で許してください。

ブログやリアルで地道に活動していって日本のメタラーが500万人くらいに
なってくれるといいな(願望)

100%漢のデスラッシュ Defleshed / Royal Straight Flesh (2002)

defleshed royal

デスラッシュとは何か。Defleshedを聴けばわかる。
Defleshedのアルバムの中でも特に気に入っているRoyal Straight Fleshを
紹介していきます。


どこを切ってもデスラッシュ

基本250BPMというとんでもない速さのスラッシュビートを主軸に
時折ブラストビートで苛烈に畳みかけかけてくるドラム。

高速な刻みを伴う重量感のあるザクザクとしたギターリフ。
ひたすらリフを聴かせるためにメロディやギターソロを排除。
そこにしゃがれたデスヴォイスが乗っかる。

全編これです。実にシンプル、わかりやすい。
もっと言えば他のアルバムも大体こんな感じです。ぶれなさすぎてすごい。
まさにデスラッシュの化身ともいえるバンドです。

裏を返せば一本調子とか単調という事なんですが、
何故か飽きずに10年以上聞いてます。理由はうまく説明できないのですが、
ひたすらリフリフリフで攻めて飽きないってことは
リフの作り方が上手いということなんでしょう。

当然全曲速いので速い曲大好きの私もご満悦です。
1曲当たりの長さも長くて3分半くらい、短いと2分10秒台と
非常にコンパクトにまとまってます。

速さ、曲の短さ、ギターのザクザク感、ドラムの手数、これらの要素が相まって
爽快感抜群です。もやもやした気分だったらこれを聴けばスッキリします。


それで紹介しておいてなんですが、色々と残念な点があります。
まずバンドが解散済み。音源自体も廃盤になっており、入手が難しいという点です。

bandcampには同バンドのUnder The Bladeならあるんですがね。
私としてはここで紹介しているRoyal~と1つ前のアルバム
Fast Forwardがおすすめです。

入手するならAmazonのマーケットプレイス、ヤフオク、ディスクユニオンなどで
中古を探すという事になると思います。
聴くまでのハードルが高いですが、私のお気に入りアルバムNo2候補なので
是非とも聞いてほしいですね。


デスラッシュ + ロックのノリ = 神  The Crown / Deathrace King (2000)

deathrace king

私のお気に入りアルバム紹介第1号にして最も気に入ってるのはこれ!
The Crown / Deathrace King

バンドの遍歴や曲リストについては割愛します。
曲リストについては上記のbandcampのリンクから見れますし、試聴もできます。


  このアルバムのよいところ

スピードや攻撃性がありつつもノリノリである

そもそもメタルって元々のルーツがロックなんだからノリがあるのは
当たり前では?という声も飛んできそうですが実はそんなこともなく、
スピードや重さ、攻撃性を追求するあまり機械的あるいは無機質に
なってしまうケースも多々あります。さながら冷徹な殺人マシーンみたいな?
(それはそれで場合によっては良かったりもします)

対してこのアルバムはどうかといえば、世紀末のモヒカン共みたいなものでしょう。
ヒャッハー!と言いながらバギーやバイクに乗って荒々しくノリノリで
暴れる光景が目に浮かびます。
ヒャッハー


もう少し補足すると、デスラッシュというジャンル自体が持つ
スピード、攻撃性、歯切れのよいリフなどといった要素にロック本来が持つ
ノリがしっかりとミックスされています。こういうアルバムは貴重です。


11曲中9曲が速い

速い曲大好きな私にとってはたまらない点です。そしてミドルテンポの曲が
5曲目、9曲目と非常に良い具合の箸休め期間であるのもポイント高し。


非常にわかりやすい

まずリフが非常にキャッチーです。ブルータルだメロディックだと考える前に
一聴してキャッチーだと思いました。これはロックのノリ成分のおかげでしょう。

そして、サビが非常にわかりやすい
大体タイトル名を叫んでおけばOKです。ゆえに非常にライブ映えします。
英語についてはGoogle翻訳頼みのバカな私にも非常に優しい。

初来日のライブの時にキリンスター!キリンスター!と会場が一体になって
叫んだのは良い思い出。


私はこのアルバム、毎日とはいかないまでもかれこれ14年聞き続けてます。
私にとってはこれがナンバー1であり替えのきかないオンリー1です。

しかしメタルを聴いたことない方やメタル初心者にはまったくオススメできない
ヴォーカルはデスヴォイスだし、レギュラーチューニングとはいえギターは重めだし、
速いしではっきり言ってうるさいし耳に痛いと思います。

逆に普段スラッシュメタルやメロデスを聴いていて、もっと刺激が欲しいと思った
方には非常におすすめ。新たな世界が開けるかも!?

ちなみにこの次にリリースしたアルバムCrowned In Terrorもなかなかおすすめです。
ここで紹介しているDeathrace Kingからロックのノリを少し減らして
よりメロデスラッシュ寄りになってます。


マイナーな音楽愛好家のためのbandcamp

bandcamp
世間一般の中でも比較的マイナーなジャンルであるメタル、
その中でもよりマイナーなバンドを探すときによくお世話になるbandcampという
サイトを紹介します。

  bandcampのよいところ

音源購入の際に金額を上乗せできる

bandcamp_price

こちらはbandcampの音源購入画面です。値段を決めてくださいと書いているのが
わかるでしょうか。このサイトでは配信側が音源購入に必要な値段の下限を
決めているのでしょうが、購入者はそこから任意で値段を上乗せできます。

バンドの取り分まではさすがにわかりませんが、バンドを心から応援したい熱心な
ファンには非常に良いシステムだと思います。更に購入時にメッセージも送れます。
こういうシステムはもっと流行ってもいい。

ちなみに私が購入している音源は大体5~10ドルと非常に安い!
まれですが中には無料なんてのもありました


音源全曲を丸々無料試聴できる

試聴はyoutubeで1曲を丸々、もしくは全曲を30秒ずつというのがbandcampに出会うまでの
王道パターンだと思ってましたが、bandcampはなんと全曲丸々試聴可能です!
なんて太っ腹なんだ!これなら納得して購入できますね。

ただし試聴回数には制限があるようで、基本的には各曲3回まででしょうか。
このへんも配信側で決められたりするのかもしれませんが、3回以外になっているのを
私は見たことがないですね。


ダウンロードする音源の形式を自由に選べる

容量を節約したい方はMP3やAAC、音質にこだわる方はFLACなど、
音楽を聴くスタイルによって普段利用している形式は異なると思いますが、
bandcampではダウンロードするときの形式も自由に選べます。

ちなみに適当にFLACでダウンロードしたらハイレゾ音源だった
なんてこともありました。値段は据え置き、なんて良心的!
君らのバンドはうるさすぎてハイレゾ必要ないでしょと思ったのは内緒。


  bandcamp登録方法

bandcamp_top

トップの「アカウント作成」という文字を選択すると、
画像のように3つボタンが選択できます。
音楽を聴くだけであれば一番上の「ファンアカウントの作成」を選べばOKです。

個人で音楽を配信したい方は「アーティストアカウントを作成」、
レーベルを経営している方などは「レーベルアカウント作成」を選択すれば
よいのでしょうが、そのへんは私はわからないので省略。

後は流れで何とかわかると思います。超適当ですみません・・・。
昔は英語しか利用できませんでしたが、いつの間にか日本語化もされていたので
あまり詳しく説明しなくてもよいかなと。

ちなみに私はマイナーなバンドの発掘や試聴と廃盤になった音源の購入に
利用してます。購入画面でチラ見せしているThe Crownの
Deathrace Kingというアルバムは15年以上前に発売して
国内版はとっくに廃盤になってますが、bandcampだと買えるんだなこれが。


結構このサイトを長いこと利用してきましたが、改めて振り返ってみると
非常にリスナーのことを考えているサイトだと思いました。
どこぞの音楽を使って金をせびろうとするJAS〇ACとは大違いですね。

是非ともbandcampさんには爪の垢を煎じて飲ませた上で
こんな感じで強烈な膝をかましていただきたい!オナシャス!
膝蹴り

プロフィール
メタルとロードバイクとゲームをこよなく愛する 1985年生まれのフリーランス。 最高のロードバイクとそれを置くためのマンションを買うのがしばらくの目標。
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